TOP > Story

story

 

本当の戦士とは、なにか──。
北方を荒らしまわる〝ヴァイキング〟の一集団「アシェラッド兵団」で、今日も決闘が始まる。討つは少年トルフィン、仇は兵団の首領アシェラッド。
10年前、トルフィンの父、伝説の戦士と謳われたトールズはアシェラッドによって殺された。幼かったトルフィンが目の当たりにした父の最期は、彼の心に復讐の炎を駆り立て、憎しみと怒りだけに凝り固まった復讐鬼へと変貌させた。
最期に父が放った「本当の戦士に、剣などいらぬ」という言葉は、トルフィンと、そして仇のアシェラッドに、重くのしかかり続けている。
仇の兵団に引き入れられたトルフィンは、アシェラッドから与えられた任務を達成するたびに、父の仇を討つための決闘を試み、そしてアシェラッドに敗れ続けているのだ。
 
その頃、デンマークとイングランドの間で勃発した戦争に、アシェラッド兵団は報酬を求めて参戦していた。この戦いのさなか、トルフィンとアシェラッドは、ロンドン橋を守っていた大将トルケルに捕らわれたデンマーク王の息子クヌートを救出する。
クヌートを利用して、秘めた野心を果たそうと目論むアシェラッド。
トルフィンはひたすらにアシェラッドへの復讐を望みながらも、父の最期の言葉の意味と、父が夢見た戦なき場所〝ヴィンランド〟への思いを馳せ、戦い続ける。
 
トルフィンは果たして、怨敵アシェラッドへの復讐を果たすことが出来るのか。